影信山 ~ 小仏峠 (vol.1)
過去のこと
2008年9月
♯4 影信山 ~ 小仏峠
「高尾山は全コース歩いたことだし、そろそろ他の山に行かない?」
と、tarou*さん。
「高尾山でも次の日筋肉痛でイタイイタイ言ってるんだから(笑)、
高尾山周辺を歩かない?」
と、わたし。
20代~30代前半ころまでのtarou*さんは、
アクティブにアウトドアを楽しんでいた
MTBをかついで山に登りダウンヒルを楽しんだり、
天候もあまり気にせずキャンプにもガンガン行ってたらしいので、
わたしから見ると山への恐怖があまりないように感じた
たとえ道に迷ってもなんとかなってきたらしい・・・(← キケンだってば;)
アウトドアから離れて7年の間にtarou*さんの身体はすっかり
なまっていたし、怖がりなわたしは遠出するなら少しはトレーニングしたり
装備もキチント揃えなくては・・と、思っていたのだ
この考えにtarou*さんも納得してくれて、
トレーニングも兼ねて少しずつ経験をつんでいこう、、ということになった。
そして向かったのは影信山。
高尾駅から小仏行きのバスに乗り、11:30am小仏バス停に到着。
(ヤッタ~♪ いつもよりは1時間ほど早いスタートだね・・笑)
バス停で身支度をととのえ、「さぁ、行こっか♪」と、
わたしが先にベンチから立ち上がりtarou*さんを待っていた。
ふと自分の膝元に目線をおろした・・(それはもう無意識に・・・)
わたしの足を
オオスズメバチが登ってくるんですけど?
ha* 「◇▲×◎♪△●」 Σ(O_O;)
・・・恐怖でまったく声にならず
太ももあたりまでカサコソと登ってきたとき、様子に気づいたtarou*さんが
ちょうど手元にあったタオルで叩き落してやっつけてくれました
(T∇T)タスカッタ・・
4cm~5cmくらいはあるオオスズメバチでした。
二度と動かなくなったハチの姿を見て、tarou*さんも私もずいぶんと
落ち込みましたし、恐怖の余韻もいつまでもありました;;
秋のハチは攻撃性が増しているから気をつけるようにとニュースで見た記憶があった
手で払ってしまうと攻撃されたと思い威嚇音をだして仲間を呼ぶんだとか・・・
ハチは黒いものによってくるって話しをよく耳にするけれど、
この日のわたしは
いっさい黒いものは無し。
帽子も服も靴もザックも黒のモノはありませんでした。
もちろん
香水の類もつけていません。
(どこで読んだか記憶はあいまいだけど)体にとまるハチは刺さない、、
って話しは本当なのでしょうか?
たしかに刺されませんでしたケド・・;
それに刺すのはメスだけだとか、
でもオスかメスか判断している余裕なんてありません。
ハチによる死亡事故は8月~10月が多いらしく、最も多いのが9月だそうです・・・
その9月のこの日の山行で、上りに数匹、下りも数匹のスズメバチと(いろんな種類)
あいました
そのたびにわたしたちは姿勢を低くしてジーッっと動かずに
ハチが何処かへ行ってしまうのを待ちました
缶ビールを持つ手にも飛んできましたし^^;
彼らの生息地に足を踏みいれてるのは人間の方なのだけど、
できれば遭遇せずにアウトドアを楽しみたい、、、
わたしの足を登ってくるシーンと、仮面ライダーみたいな顔がいまだに脳裏に
やきついています^^;
(仮面ライダーって虫だったんだなぁ..とあらためて思う・・バッタだけど)
蜂ネタが長くなってしまった、、、
つづく
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